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国境なき医師団のDMが届いた 税額控除扱いの寄付金控除

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タイトルの通り、カード会社から国境なき医師団の寄付DMが届いた。人様に寄付をするほどお金に余裕がある訳ではないが生まれて初めて寄付をしてみたのでブログのネタにしてみる。自分には他の多くの方と同じように偽善者であることに対して生理的な拒否感がある。日本の教育のおかげなのか社会的道徳から得た暗黙知なのか、素直に解釈できない。恥ずかしいのかな。素直にDMを読めば正しいことに間違いない。

30代半ばを過ぎてそれなりにいろいろなことを経験してきた。人間は決して自分一人の力で生きているのではないと思う。著者はいろいろな人の助けを得て自分が生かされているということを実感している。ちょっと恥ずかしいが、そんな思いでDMの返信用封筒を投函してきた。

寄付金控除

これだけだとあまりに偽善ぽくて恥ずかしさも度が過ぎるので、寄付金控除についてまとめてみた。寄付金により所得控除を受けられるので参考にされたい。真面目に大した額でないのにこんなことを調べている自分がとても恥ずかしいのだが、調べてみたら、地震があった2011年に税制改正が行われていたことがわかった。以下国税庁のサイトより。

納税者が国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対し、「特定寄附金」を支出した場合には、所得控除を受けることができます。これを寄附金控除といいます。なお、政治活動に関する寄附金、認定NPO法人等に対する寄附金及び公益社団法人等に対する寄附金のうち一定のものについては、所得控除に代えて、税額控除を選択することができます。

旧来所得控除の扱いであったものが、より有利な税額控除として扱われるようになった。寄付金控除を受けるためには確定申告が必要となる。

寄附金控除を受けるためには、寄附金控除に関する事項を記載した確定申告書に次の書類を添付するか、確定申告書を提出する際に提示する必要があります。

  • 寄附した団体などから交付を受けた領収書など

モデルケース

以下のモデルケースにおいて実際の控除額を計算してみる。

  • 「年収500万円で共働き、小学生の子ども2人の世帯」が認定NPO法人に5万円を寄付するケースを想定する。
  • 給与所得控除+基礎控除+扶養控除の合計は268万円とする。
  • 税額控除は0万円とする。
所得控除の場合

所得から寄付金額を引いた後に所得税率(10%)を掛けるため、寄付金額の控除効果は寄付金額の10%に比例するものとなる。所得税は以下の通り。

  • 課税の対象となる所得は 500-(268+5.0-0.2)万円 = 227.2万円
  • 所得税の税率より、227.2x10%-9.75万円=12.97万円
  • 所得税額 = 12.97万円-(税額控除=0万円)=12.97万円
税額控除の場合

認定NPO法人等寄付金控除により、税額控除額 = (年間の寄付金総額-2000円)x40%と定義される。税額控除額は所得税率(10%)を掛けた後に効いてくる。所得税は以下の通り。

  • 課税の対象となる所得は 500-268=232万円
  • 所得税の税率より、232x10%-9.75万円=13.45万円
  • 所得税額 = 13.45万円-(5.0 x 40%) = 11.53万円

モデルケースにおいては、税額控除の選択により 12.97-11.53=1.44万円の差が発生した。

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