無料SSL/TLC付き複数サイトを高コスパインフラでお気楽に運用する

サイトを普通の方法で複数持つとなると、それなりに維持費が馬鹿にならない。それぞれのサイトの品質を下げずに価格を下げられないか。例えば以下のような仕様を実現できないか考えてみた。

  • ConoHa メモリ1GB 900円/月 プラン + kusanagi利用 1契約だけ
  • kusanagiの複数プロビジョニングで複数サイト運用
  • 各サイトに異なるドメインでアクセス
  • 無料SSL/TLC証明書で常時SSL

ConoHa メモリ1GB 900円/月プラン + kusanagi利用

まずインフラが高コスパでないといけない。低価格プランだとサーバスペックが落ちるのは仕方がない。サーバスペックの低さを補う仕組みが必要だ。そこでkusanagiの利用を考える。

超高速WordPress仮想マシン「KUSANAGI」(以下「KUSANAGI」)は、プライム・ストラテジー株式会社が開発・構成する、WordPressを高速に動作させるための仮想マシンおよびそのイメージです。WordPressの実行時間3ミリ秒台、秒間1000リクエストをページキャッシュ非使用で実現する世界最高速クラスのWordPress実行環境です(*1)。

ただし*1として↓が付いている。4コア4GBくらいが目安なようだ。

最大性能時。実行する仮想マシンインスタンスの性能やWebサイトの内容(機能、データ量など)に依存します。

2コア1GBにするとkusanagiを使わない方が速いというのでは困るが、経験的にスペックと比例したdegradeのようだ。ikuty.comを2コア1GBConoHaで運用しているが管理画面の開き方から既に体感で分かるくらい速い。

ちなみに低スペックと書いたが、GMOが提供する安心感とか使いやすいUI、ストレージがSSDなのを考えるとトータルではスペックが低いわけではない。。

WordPressマルチサイト機能? ではなく、kusanagiのプロビジョニング

WordPressには一つのインスタンスで複数のサイトをホストする機能が標準で備わっている。そのままでは複数サイトにサブドメインを割り当てる仕様だが、プラグインを導入することで各サイトに異なるドメインを割り当てることが可能になる。
それとは関係なく(関係あるかもしれないけど)、kusanagiにプロビジョニング単位で複数のWordPressをインストールする機能がある。本来WordPressの上にkusanagiがあるアーキテクチャなので、kusanagi側で複数サイト管理するのが妥当だろう。

kusanagiで複数プロビジョニングを行うと、複数のWordPressインスタンスが並列して存在するような状態になる。それぞれを管理するという概念が出てこない。WordPressのマルチサイト機能のUIは思いっきり複数サイトを管理する意気込みで出来ていていかにも不思議な感じなので、後者の方が管理する方も楽な印象がある。

無料SSL/TLC証明書

Certbotを使うとSSL/TLC証明書を無料で取得・更新することができる。複数サイトをそれぞれ異なるドメインで運用するとなると、1つのサーバでSSL/TLC証明書を複数管理する必要が出てくるが、複数サイト運用時にCertbotが正しく機能するかがポイント。kusanagiはCertbotに正式に対応している。全てkusanagiに任せればうまくいく。

  • kusanagiのprovisioning時にCertbotによる証明書作成が行われる。
  • crontab に /usr/bin/kusanagi update cert [provisioningname]が作られる。つまりprovisioning時に複数の証明書の自動更新設定が行われる。

rontabは以下のような感じ。

複数プロビジョニングとパフォーマンスの関係は?

それぞれ月間1000PVくらいのブログなので現状では勘所がわからないが、管理画面やサイト表示時に影響は見られない。kusanagiにベッタリなソリューションだが、月900円でどこまでいけるのか随時このブログで書いていきたい。

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