機械学習の各種アルゴリズムを読み解いていく際に、高頻度で確率統計に現れる数式が現れる。機械学習を習得していくにあたってWordPressに習得内容をまとめていきたいな、等と思うと、やはりHTMLで数式を書くことの限界は見えてくる。
MathJax-LaTeX
数式を書くツールといえば、今も昔もTeX(LaTeX)。WordPressのエントリにLaTeXスタイルで数式を記述するプラグイン(MathJax-LaTeX)を利用してみたので記事にしてみた。
エントリの先頭にショートコードmathjaxを書き、以下のような書式で文章を入力する。
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$$x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}$$ |
結果は以下の通りである。
$$x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}$$
うん。LaTeXのエスケープ文字はバックスラッシュだから、[option]+[¥]を打たないといけなくて面倒な以外はものすごく自然だ。フォントの再現性はこの際気にしなくても良いだろう。
数式サンプル
いくつか数式を書いてみる。一番最初は正規分布の確率密度!
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$$p(x)=\frac{1}{\sqrt{2\pi\sigma^2}}e^{-\frac{1}{2\sigma^2}(x-\mu)^2}$$ |
$$p(x)=\frac{1}{\sqrt{2\pi\sigma^2}}e^{-\frac{1}{2\sigma^2}(x-\mu)^2}$$
次、n次多項式。
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$$ \begin{eqnarray} f(x)&=&w_0+w_1x+w_2x^2+w_3x^3+\cdots+w_Mx^M \\ &=&\sum^M_{m=0}w_mx^m \end{eqnarray} $$ |
$$
\begin{eqnarray}
f(x)&=&w_0+w_1x+w_2x^2+w_3x^3+\cdots+w_Mx^M \\
&=&\sum^M_{m=0}w_mx^m
\end{eqnarray}
$$
次、行列。
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$$ A = \left( \begin{array}{ccc} a & b & c \\ d & e & f \\ g & h & i \end{array} \right) $$ |
$$
A = \left(
\begin{array}{ccc}
a & b & c \\
d & e & f \\
g & h & i
\end{array}
\right)
$$
まとめ
使用感はまったくもってLaTexでした。フォントの表示を実現するために四苦八苦することも一切なくWordPressで数式を書けます。今までバカみたいにHTMLで数式書いてたのがマヌケでした。