TableauServerのインストール時に気をつけること.
過去の経緯からかライセンス,サイトロールの関係が結構カオス. 増築しました感がかなりある.
ライセンス,サイトロール,パーミッションの3要素からアクセス権が決まる. 複雑…
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1. キャッシュサーバの構成. 1. 実体はCacheServerプロセス. 1. クエリと実行結果のペアをキャッシュする. Webブラウザの操作によりクエリが実行されるときにキャッシュを更新. 1. 可用性(性能)を上げるにはキャッシュサーバプロセスを複数のノードに構成する. 1. tsmコマンドで構成を変更. tsm data-access caching set -r <value>. 規定値は全キャッシュ. 有効時間(value)を指定可能. 1. プロセス分散の適用 1. 分散パターンは3種類. シングルノード,マルチノード,高可用性. 高可用性はマルチノードのより冗長なサブセット. 1. マルチノードにおいて"最初のコンピュータ(初期ノード)"だけ他のノードと扱いが異なる. 初期ノードにしかインストールできないプロセスがある. 1. サブスクリプション/メールアラート 1. 「ビュー」「ワークブック」の"イメージ","PDFスナップショット"を定期的に作成しメールで送信する機能. 1. 自分自身向けか(所有者,プロジェクトリーダー,管理者であれば)人向けにサブスクライブできる. 1. [検索]-[全てのワークブック]-[ツールバー]-[サブスクライブ] 1. サブスクリプションを受け取るには[画像]と[画像/PDFのダウンロード]パーミッションが必要. 1. アカウントをメールアドレスとして読んで送るため受け取るアカウントがメールアドレスでないといけない. 1. サイト構成オプション 1. ユーザー数,[ユーザー]から確認. 1. ストレージ容量,[サーバーのステータス]-[サーバーディスク空き容量].過去30日間のディスク使用量,先月のディスク使用量推移.GBと%. 1. サイトサブスクリプションの有効化-[設定]-[サブスクリプション]-[ユーザーにワークブックおよびビューのサブスクライブを許可する] 1. サイトサブスクリプションの編集-[タスク]-[サブスクリプション]-[アクション]-[スケジュールの変更]/[件名の変更]/[空きビューモードの変更]/[サブスクリプションの解除] 1. プロジェクト構成オプション-[検索]-[プロジェクト]-[共有]/[名前の変更]/[移動]/[パーミッション]/[所有者の変更]/[削除] 1. ユーザの構成オプション-[ユーザ]-[各ユーザ]-[設定] 1. サブスクリプションタイムゾーン -> スケジュールのタイムゾーン設定 1. 抽出,フロー,スケジュールされた更新 -> ジョブのアップデートがあったときにメール通知するか否か 1. サブスクリプション一時停止通知 -> 繰り返しエラーを検知したときにサブスクリプションが止まる -> メール通知するか否か 1. データアラート一時停止通知 -> 繰り返しエラーを検知したときにデータアラート通知が止まる -> メール通知するか否か 1. 誰がユーザーを追加できるか? 1. 前提として十分なユーザーライセンスとロールライセンスが必要 1. サーバ管理者サイトロールはユーザを追加できる. サイト管理者サイトロールはサーバ管理者サイトロールを持つユーザが許可した場合に限りユーザを追加できる. 1. ユーザーの制限とライセンス 1. コアベースライセンスの場合,定義した数のCreatorライセンス,無制限のExploreライセンス 1. ユーザーベースライセンスの場合, ライセンスに所有可能なユーザーの最大数が記載. 1. コアベースライセンスからユーザーベースライセンスへの移行(ライセンス変換)が可能. 1. ユーザーの追加 1. ユーザの追加体系は大枠でサーバーレベル,サイトレベルの2種類.サイトが1つの構成では自動的にサーバレベルの体系が適用. 1. サイトが2つ以上の場合,サーバレベル/サイトレベルの並列.サーバ管理者のみがサーバレベル追加可.[サーバーユーザー]と[サイトユーザー]の2通りの画面に入れる. 1. ライセンスタイプとサイトロール 1. ライセンスタイプはユーザ毎に定義. ユーザにどのサイトロールを割り当てるかにより必要なライセンスタイプが異なる. 1. サイトロールはユーザ毎に定義. マルチサイトではサイト毎に異なるサイトロールを持てる. あるサイトではCreatorサイトロール,別のサイトではViewerサイトロール.など. 1. サイトロールはユーザが持ち得る最大の権限. だが, ユーザがサイトロールの最大の権限を利用できるかは,コンテンツ毎に設定されたパーミッションにより決まる. 1. 管理者レベル 1. サーバ管理者=>TableauServerでのみ利用可能.全リソースに対する無制限のアクセス権. 1. サイト管理者=>TableauOnlineではこれのみ利用可能. サーバ管理者がサイト管理者にユーザの管理/サイトロール,サイト追加を許可するかを決定できる. 1. パブリッシュ可能/不可能な人物 1. Creatorライセンス-サーバ管理者/サイト管理者Creator/Creator => 可能 1. Explorerライセンス-サーバ管理者/サイト管理者Explorer/Explorer(パブリッシュ可能) => 可能 1. Explorerライセンス-Explorer => 不可 1. Explorer(パブリッシュ可能)についてはCreatorに纏わる権限(データソースへの接続など)に制限がある. 1. ローカル認証/ActiveDirectory経由のインポート 1. ローカル認証時のユーザ追加 - [新規ユーザー]押下. ローカル認証時にユーザ名の重複を避けるために電子メールアドレスをユーザ名として使うと良い. 1. ActiveDirectoryを介したインポート - TableauServerでActiveDirectory認証をおこなう設定をしている場合,ドメイン名無しでActiveDirectoryユーザを入力できる.フルネーム禁止. 1. パーミッション 1. パーミッションの構成 1. コンテンツ/プロジェクトに対して, ユーザ/グループに許可/不許可を与える. 1. パーミッションの段階的構成. Lv1.プロジェクトレベルに設定/ Lv2.コンテンツレベルに設定. プロジェクトに設定したパーミッションはサブコンテンツとネストされたプロジェクトに適用. 1. パーミッション設定画面の使い方. 上ペインで[ユーザ]/[グループ]を選択する. => 下ペインに該当ユーザの有効なパーミッション一覧が表示される/編集できる. 1. 下ペインのパーミッショングリッドのセル(許可/不許可が表示される部分)にカーソルを合わせると, 許可/不許可の理由が得られる. 1. プロジェクトのパーミッションロック => コンテンツ, ネストされたプロジェクトのパーミッションをカスタマイズできないように保護する. 1. 種類 => "許可","拒否","未指定". 1. 複雑にしないために => ユーザではなくグループに対して設定すべき. コンテンツではなくプロジェクトに設定すべき. 1. パーミッションの詳細 1. プロジェクト 1. ビュー => 許可の場合,プロジェクトを表示できる. プロジェクト内のコンテンツに関してではなく, プロジェクト自身の表示に関する. 1. パブリッシュ => Tableau Desktop, Tableau Prep Builderからプロジェクトにコンテンツをパブリッシュできる. コンテンツの移動,Web作成時の保存にも必要. 1. ワークブック 1. ビュー => 許可の場合,ワークブックを表示できる. 1. フィルター => 許可の場合,ビュー内のフィルターを操作できる. 不許可の場合,フィルターが表示されない. 1. コメントの表示 => 許可の場合,ワークブック内のビューに関連付けられたコメントを表示できる. 1. コメントの追加 => 許可の場合,ワークブック内のビューに対してコメントを追加できる. 1. イメージ/PDFのダウンロード => 許可の場合,ワークブック内のビューをPNG,PDF,PowerPointとしてDownloadできる. 1. サマリーデータのダウンロード => ユーザはビュー内や選択したマーク内の集計データを表示したり, CSVとしてDownloadできる. 1. データソース 1. ビュー => 許可の場合,サーバ上のデータソースを表示できる 1. 接続 => 許可の場合,Tableau Desktop,Tableau Prep Builder,データに聞く,Web編集でデータソースに接続できる. 1. データソースのダウンロード => 許可の場合,サーバからデータソースを*.tdsxとしてダウンロードできる. 1. 上書き => 許可の場合,データソースをパブリッシュしサーバ上のデータソースを上書きする. 1. 削除 => 許可の場合,データソースを削除できる. 1. パーミッションの設定 => 許可の場合,パーミッションルールを作成して編集できる. 1. Tableauのセキュリティモデル 1. プロジェクト 1. コンテンツへのアクセスを整理,管理するために使用するコンテナ. プロジェクト単位で権限を処理する. 1. 階層. 上位プロジェクトを作成できるのは管理者のみ. 所有者とプロジェクトリーダが上位プロジェクトの下にネストされたプロジェクトを作成できる. 1. 所有者とプロジェクトリーダはプロジェクト,コンテンツ,下位プロジェクトに対してアクセス権を持つ. |