以下の項目についてオンラインヘルプをまとめてみた.
工数1日程度の理解なのと無理やり1行に詰めた感は否めないのですが,
そもそも自分用なのでご容赦を…
- ハードウェア要件
- ソフトウェア要件
- ライセンス
- サーバプロセス
- 分散環境と高可用性
- データソース
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1. 全ての技術仕様. https://www.tableau.com/ja-jp/products/techspecs 1. ハードウェア最小要件 1. 最低要件 RAM 16GB, CPU x64 空きディスク容量 15GB, コア数は物理コア. HTは考慮されない. 1. 本番シングル RAM 32GB, CPU x64 8コア 2.0GHz以上 空きディスク容量 50GB. 1. 本番マルチ 運営に聞いてね. 1. ソフトウェア要件 1. サポートするOS WindowsServer2012,2012R2,2016,2019, AmazonLinux2, RHEL7.3,CentOs7.3+,Debian9+,OracleLinux7.3,ubuntu16.04LTS,18.04LTS 1. ブラウザ Chrome(Windows,Mac,Android),MS Edge,IE11,FireFox,Safari, + Tableau Mobile 1. メールアラートのオプション STMPをセットアップする必要あり. TLS有効化によりSMTP TLSを透過的に使用可. 1. ウイルス対策の懸念事項 TableauServerのインストールや使用に干渉する可能性あり. 公式がプログラムフォルダ,データフォルダを除外する案内を実施. 1. TCPポート.TSM=8850,TS GW=80.TS GWをSSLとする場合443. 1. 専用サーバーの目的と利点. パフォーマンス. セキュリティ. 相互運用性. https://help.tableau.com/current/guides/everybody-install/ja-jp/everybody_admin_install.htm 1. クラウドで稼働させる際の検討事項. オンプレミスと比較してハードウェアコスト不要.アップタイム,信頼性,耐故障性が良い. AWS,Azure,GCP,AlibabaCloud(?)の4環境のガイドあり. 1. ライセンス発行 1. ライセンスタイプはコア毎,ユーザ毎の2種類.ユーザライセンスの場合,"ライセンス"-"サイトロール"-"パーミッション"によるアクセシビリティマトリクス(的なもの)を作れる. 1. ライセンスタイプ=>Creator,Explorer,Viewer.の3種類. 1. Creator=>コンテンツ作成,データソース設計,サイトロールとパーミッション設計.パブリッシュ.PrepBuilder.管理者向け.TableauServerを管理. 1. Explore=>PrepBuilderNG.パブリッシュNG.既存のデータソースの使用,既存のデータソースを使ったダッシュボードの作成.TableauServerのコンテンツを管理. 1. Viewer=>パブリッシュ済みのダッシュボードを表示する.自分でダッシュボードを作らない. 1. サイトロール=>サイトに対してユーザが持つことができる最大のアクセスレベル.サイトロールの最大の権限をユーザが利用できるかはコンテンツに設定されているパーミッションによる. 1. Creatorライセンスを使用するサイトロール 1. サーバ管理者=>TableauServerでのみ使用可能.OnlineではNG.全てのコンテンツに対して無制限のアクセス権. 1. サイト管理者Creator=>Onlineでも可能.サイトレベルのアクセス権を除く.サイトが用意された前提で全てのアクセス権. 1. Creator=>管理者以外では最大のアクセスレベル.ブラウザでの外部データへの接続など 1. Explorerライセンスを使用するサイトロール 1. サーバ管理者=>TableauServerでのみ使用可能.OnlineではNG.管理者ユーザ作成時にサーバで認証された最大のライセンスタイプがExploreの場合,CreatorではなくExploreのサーバ管理者になる. 1. サイト管理者Explorer=>Onlineでも可能.既存のデータソースを使用して既存のワークブックの編集・保存をおこなえる. 1. Explorer(パブリッシュ可能)=>既存のデータソースを使用してWebからワークブックをパブリッシュする. 単なるExploreに記述された特記事項ができる. 1. Explore=>Webからワークブックに埋め込まれたデータソースから新しいスタンドアロンデータソースを保存できない.もちろん新規にデータソースを作成できない. 1. Viewerライセンスを使用するサイトロール 1. Viewer=>既存のパブリッシュ済みのビューを表示する.データへの接続,コンテンツの作成,編集,パブリッシュ,データアラートの設定などできない. 1. ライセンスなし 1. サインインできない. CSVからのインポート時, ユーザ追加時に利用可能なライセンスが無い場合.など. 1. コンテンツをパブリッシュできる人物 => サーバ管理者,サーバ管理者Creator,Creator, Explore(パブリッシュ可能),サイト管理者Explore 1. サーバプロセス 1. TableauServiceManager(TSM).インストール後の初期構成.設定変更.トポロジ変更.継続的な(日常的な?)構成管理.バックアップの復元,ログ圧縮,管理タスクの実行など. 1. TableauServer実行に開始(running),停止じに停止(stopping). 1. アプリケーションサーバ. WebアプリケーションおよびREST APIを処理.参照と検索をサポート. 1. "データに聞く(AskData)". 1. バックグラウンダー => 抽出の更新,サブスクリプション,"今すぐ実行",tabcmdから実行するタスクなどを実行. 1. キャッシュサーバ => クラスタ全体でクエリと結果を分散/共有. アプリケーションサーバ,データサーバがリクエスト. 1. クラスタコントローラ => 各種コンポーネントの監視,障害検出,フェイルオーバーの実行. 1. データエンジン => データ抽出を作成.クエリを処理する. 1. データサーバ => データソースへの接続を管理する. 1. データソースプロパティ => 「データに聞く」等のクライアントサービスに,パブリッシュされたデータソースのメタデータを提供する. 1. ElasticServer => 「データに聞く」がデータをインデックスするために使用する. 1. ファイルストア => ローカル,SAN,NASなどストレージを抽象化する. 1. ゲートウェイ => ブラウザ, TableauDesktop,その他のクライアントから, TableauServerへの全ての要求を処理する. Webサーバ. 1. 内部データソースプロパティ => データソースプロパティとのみ通信する. 1. メッセージングサービス => TableauServerのマイクロサービス間の通信をサポート. 1. メトリクスサービス => メトリクスデータの読み書き. 1. リポジトリ => 実体はPostgreSQL. TableauServerのメインデータベース.ワークブックとユーザのメタデータを保存. Tableau Catalogが有効な場合,コンテンツと外部アセットのメタデータを保存. 1. SAMLサービス => TableauServerとSAML IdP間のプロキシ. 1. 検索と参照 => コンテンツのメタデータを高速に検索する.フィルター,取得,表示を処理する. 1. Tableau Prep Conductor => フローの実行,接続の認証資格情報の確認,フロー失敗時のアラート送出. 1. VizQLサーバ => ビューを読み込み,レンダリング,クエリを計算. 1. 一緒にデータエンジンもインストールするプロセス => アプリケーションサーバ,バックグラウンダー,データサーバ 1. Tableauマイクロサービスコンテナ. コンテナ内に複数のプロセス. 全部実行中=>running, 一部実行中=>degraded, 全て停止=>error,インタラクティブ,非インタラクティブの2種類. 1. TSMプロセス. TSMの初期化完了=>running. TableauServerが停止しても走り続ける. 1. 管理エージェント => 構成/トポトジの変更がないか調整サービスを監視する.新しい構成を各サービスに提供 1. 管理コントローラ => TSMへの要求を処理.構成とトポトジの変更,サービスプロセス全体のワークフローを調整. REST APIのエンドポイント(HTTPS) 1. クライアントファイルサービス => 複数のノード間で共有ファイル(認証関連の証明書,キー,OpenID,SAML,Kerberos等のファイル)を管理. 1. 調整サービス => 唯一の参照元.?? 1. サービスマネージャ => 不明 ?? 1. ライセンスマネージャ => ライセンスを扱う?? 1. メンテナンスプロセス. 通常stopped. ジョブ開始時にrunning,上部終了時にstopped. 1. データベースメンテナンス => TableauServerリポジトリの保守操作. 1. バックアップ/復元 => TableauServerリポジトリ, および, ファイルストアに保管されているデータのバックアップおよび復元操作. 1. サイトのインポート/エクスポート => クラスタ間でTableauServerを移行. 1. 分散環境と高可用性環境におけるプロセス 1. 本番環境の推奨は8コア以上. 1. バックグラウンダープロセスを専用のコンピュータで実行.(バックグラウンダーはCPUを大量に使用する) 1. VizQLとバックグラウンダーを分ける. 1. 抽出を頻繁におこなう可能性がある場合 => バックグラウンダーを増やす 1. ファイルストアと同じノードにあるデータエンジンはビューのクエリに使われる. バックグラウンダーが重いことでビュー操作がモタつくのを回避するため、ファイルプロセスとバックグラウンダーを分ける. 1. リポジトリ(pgsql)とファイルストアをファイルコントローラと同じノードに配置 => TableauServerのバックアップにかかる時間を短縮 1. フェイルオーバー 1. ファイルストア,リポジトリをフェイルオーバー対応させる=>最大3大のコンピュータが必要.1台は"最初のノード",2,3台は追加ノード. 1. 複数のゲートウェイ.3台のコンピュータ+ロードバランサ.ゲートウェイプロセスを全ノードにインストールしてロードバランサをゲートウェイに向ける.1ロードバランサx3ノード. 1. 高可用性 => 最初のノードの実行プロセスを少なく. 2,3台目を多く. 1. データソース 1. 接続情報を記録する.ライブか抽出か? 計算,セット,グループ,bin,パラメタ,カスタムフィールド. サーバの場所,認証資格,アクセストークン,セキュリティ情報... 1. なぜパブリッシュ(管理/共有)するのか? 各クライアント毎に似て非なる設定が増えるのを回避.サーバ側で抽出結果をサーバに残すアーキテクチャをとれる=>ネットワークトラフィックが減る. 1. サーバ側でコネクションを設定する. 例)MySQL. サーバ側にODBCドライバをインストールしてODBC経由でMySQLに接続する. 例)ファイル => Excelなど. 例)キューブ =>Oracle Essbase,Teradata OLAPなど 1. 抽出とライブ.抽出とはスナップショット.ライブとは都度取得.データソースに都度クエリを投げる. |