入門以前としてしばしば良書として挙げられる本。
数式を使わず、特に確率を使わず、統計の心的な何かを教えてくれる。
右も左もわからない、数学から20余年離れていたオッサンに
標準偏差を中心とした理解を与えてくれた。
この本を軸に、数式を使った説明を読むと理解が断然早いと思う。
入門のための最高の良書として名高い赤本。
入門以前に入る前に読んだとき、率直に手に負えないな、と思った。
入門以前を一冊読み込んでから読むと、これ以上丁寧な説明はないな、と思った。
入門の範囲を過不足なく説明しきる姿勢が良書たる所以だと思う。
