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IAM (Identity and Access Management)ユーザの追加と AWS CLIのセットアップ

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IAMユーザを追加する

AWSのIAMは、Identity and Access Managementの略だそうだ(最初「I am ..」かと思った)。
AWSリソース(EC2やRDS、S3など)に対する権限を持つユーザを1つのAWSアカウントに対して複数追加できる。IAMユーザは、AWS外からAWS CLIを使ってリソースを使う際のIDとしても利用できる。
ドキュメントにはこう書いてある。

AWS アカウントには 1 つ以上の IAM ユーザーを作成できます。組織に新入社員が加わった場合や、AWS への API 呼び出しを実行する必要がある新しいアプリケーションを使用する場合、IAM ユーザーを作成することがあります。

私のような素人Web屋には不要なレイヤーだなー、と思いつつ Windowsで言うところのAdministratorユーザみたいなのが欲しくなる。

いずれにせよ、AWSリソースにアクセスするためには、IAMリソースとしてユーザを追加する必要がある。本エントリではAWSにIAMリソースとしてユーザを追加する方法を記述する。

方法

IAMリソースを編集する画面は、AWSサービス一覧?から「セキュリテイ&アイデンティティ」というグループの中の「Identity&Access Management」を選ぶ。以下 IAMコンソールと呼ぶ。

IAMコンソールからユーザの作成を行うと作成したユーザ毎に以下が振られる。以下の情報は作成時にしか確認できないため作成時にメモっておく必要がある。(忘れたら再作成できる。)今後、AWS CLI等からユーザの紐付けを行う際に、これらの情報が必要となる。

  • Access Key Id
  • Secret Access Key

次に今作成したユーザに権限を付与する。AWS風に言うと「IAMユーザに管理ポリシーをアタッチする」。Microsoft程ではないが、なかなかヒドイ日本語のセンスだと思う。
様々なポリシーが用意されているが、Everyone-フルコントロール的なのをイメージして「IAMFullAccess」をアタッチする。

AWS CLIのセットアップ

今作成したユーザを使って外部からAWSリソースにアクセスできるようにする。
AWS CLIはPythonのパッケージ管理ツールpipを使用するが、Python2.6.3以上を要求する。さくらVPSで実験してみた。(ちなみにさくらVPSの標準インストールなCentOS6に入っているPythonは2.6.3でギリギリ。以下のコマンドを実行すると古すぎると警告が出るから先に2.7に上げておくと良いと思う)。

成功したらAWS CLIのセットアップを実行する。

今回はここまで。

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